「記憶のかけら」  時・イメージ・言葉

クレヨンで


わたしの喜びも
あなたの悲しみも

どうしても
言葉にならないから

クレヨンで
絵を描こう

わたしの淋しさも
あなたの嬉しみも

どうしても
言葉にできないから

クレヨンで
色を塗ろう


野菜-豊かな表情と繊細な色

 
 深町正の個展「四季彩展」を見てきた。今回は野菜たちが描かれていたのだけれど、それはもう驚くほどに美しく見事で、野菜がこんなに豊かな表情と繊細な色を持っていたなんて感動の一語につきる。わたしが見過ごしているだろう日常も、きっと本当はこんなふうに輝いているんだろうな。
 
 深町正ホームページ 「ファクトリー正」


それぞれに輝いている


 『クレーの絵本』 誰がこんなに素晴らしいコラボレーションを思いついたのだろう。パウル・クレーの絵の奥に潜む思いを、谷川俊太郎の言葉が紡ぎ出していく。
 絵は詩のようで、詩は絵のよう。
 ふたつは深く溶け合いながらも、どこまでも独立し、それぞれに輝いている。

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